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  • 第 15 回

ニューヨーク×くじ引きの旅 1/192の¡Vamos!アルゼンチン編

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(海外ドラマ「24」風に)前回までの月刊アッコちゃんは…寒~い真冬のブルックリンで突如持ち上がった新企画、その名も「ニューヨークくじ引きの旅」。ナイフとフォークでいただく「Restaurant」でも暖簾をちょいとくぐった「お食事処」でも、美味しいお店を嗅ぎ分ける鼻には絶対の自信を誇る我らがアッコちゃん。世界の台所を舞台にした冒険のはじまりはじまり。

ニューヨーク、マンハッタン。某日。

「くじ引きの旅」立案者のポンコツライターとミッドタウン×アルゼンチン領事館へとやってきていたアッコちゃん。


「あれれ?レストランレポートのはずじゃ??グルメレポートのはずがどうしてアッコちゃん???」と思われ方のために、この日よりさかのぼること数日…

ポンコツライター:「矢野さん。くじで引き当ててはみたものの、アルゼンチンレポートっていったいどこから始めたらいいんでしょうか?アルゼンチンレストランがどこにあるのかさっぱりですし。」

アッコちゃん:「そうねぇ。その辺の情報収集が必要よね。とりあえずアルゼンチン出身の方に聞いてみましょうか?」

ポ「おぉ~それはずばり「潜入取材」ってやつですねぇ。で、どこに潜られますか?」

ア「そりゃ~この街で一番アルゼンチンの方が集まる場所しかないでしょう。」

ポ「頼もしいっす!」

ということでミッドタウンの領事館街へ。


重厚感ビシビシの黒くて大きな扉を開け、正面突破で領事館へと潜入するアッコちゃん。トレンチコートが往年のスパイ映画の主人公のようです。もちろんこの企画全てがアポなしであります。静寂の館内…


ちょっぴり緊張気味のアッコちゃんを迎えてくれたのは、アルゼンチン版カウボーイ「ガウチョ」の勇姿でありました。なぜかホッと一安心。


観光案内パンフレットを眺めつつ、「ブームの宮沢さんが以前おっしゃっていたんですけど、アルゼンチンって釣りをする人なら死ぬ前に一度は行ってみたいところなんですって。宮沢さんはタンゴのレコーディングで行ったんですが、その時、お土産にフライフィッシングの神様と呼ばれる人のマップをいただきました。でも、スペイン語で書いてあるから読めなくて(笑)。」


併設する領事館所有のギャラリーで近代アルゼンチンアートを楽しむアッコちゃん。「へぇ~」とか「おぉ~」とかでまくりです。


ここでようやく第一アルゼンチン人発見!リセプショニストのクラウディオさん。イケメンアルゼンティーナはニューヨーク歴15年。良いネタを持っていそうな匂いプンプンであります。さっそく情報収集を始めるアッコちゃん。「ニューヨークでアルゼンチン料理を食べさせてくれるお薦めのレストランこっそり教えてくれませんか?」みたいな交渉があったとかなかったとかで…


見事情報をゲット!

クラウディオさんに教わったお店はイーストリバーを越えたクイーンズにあるとのこと。「近くに行けばすぐに見つかるくらい目立つお店だから」という意味深なコメントと一緒に優しく笑ったクラウディオさんに別れを告げ、アッコちゃんは一路クイーンズへ。


地下鉄に揺られつつ、思いを馳せるのは「あそこのステーキは最高だぜ!」の一言か。




片道5車線、ザ・アメリカ的風景の中に派手な容姿のレストランが一つ。発見しました「Boca Juniors Restaurant」。

早速店内へ。


店中に飾られた細マッチョな男たちの写真の山。ここはまさか…


「あっこの人はさすがに知ってる」とアッコちゃん。店内でも一際目立つ場所に飾られたアルゼンチンの英雄マラドーナ氏の巨大プロマイド。そうここはサッカー大国アルゼンチンが誇る有名クラブ「ボカ・ジュニアーズ」の名前をそのまま冠する、ある意味これ以上ないほどのアルゼンチン色満点のレストランだったのであります。

ポ「ニューヨークに阪神タイガースファンが居酒屋を出したみたいなもんでしょうか?」

ア「または、日本レストラン「FUJIYAMA」とか「GEISYA」みたいな感じ?」

ポ&ア「なんか気取ってなくて、いい感じですねぇ(笑)。」


マラドーナ似(引退後の)ウェイター、エドガーさんに料理の説明を受けながら注文していきます。


隣の人の料理が気になるアッコちゃん。横目でちらり。


前菜で白ワインが進みます。「アルゼンチンはワインの産地ですからねぇ」とご満悦のアッコちゃん。

どんどん運ばれてくる料理たち。アルゼンチン風ポテトサラダに茄子の酢漬けに「おおっ日本の味」とアッコちゃん。


おふくろの味、エンパナーダは「外サクサク中ジューシー」な出来栄え。


さらに定番ライス&ビーンズが運ばれると、同じお米大国の出身者としてはテンションが上がります。


そして本日のメインコース「PARRILLADA(パリジャーダ)」。意訳すると「肉の盛り合わせ」。「よっにくにくしい!肉そのものって感じですが、でもこの臓物系は勘弁してえ」とアッコちゃんのテンションも最高潮へ。


ここでくじ引きの旅式、アルゼンチングルメ情報!それではマラドーナ体型のエドガーさんはりきってどうぞ。

エドガーさん:「日本の皆さんこんにちは。さてみなさんは「アルゼンチン料理」と聞かれて最初に何をイメージしますか?」

ア:「う~~んワイン?」

エ「(笑)。やっぱり、肉の焼ける香ばしい匂いですよね?」
ア「牛肉とワイン!」

エ「そう、牛肉です。牛肉の生産数・消費量ともに世界一のアルゼンチンは、ビーフ好きには最高の国なんです。と言っても、ウェイターが長い串に刺さったお肉をテーブルにまだ持ってくるスタイルはお隣ブラジルの「シュラスコ」だけ。間違ってもアルゼンチンレストランで「シュラスコはやってないんですか?」と尋ねちゃだめですよ。アルゼンチンで肉料理の王様はシンプルに炭火で焼いたアサドーです。」

ア「アサドー?」

エ「はい。これは、「ガウチョ」と呼ばれるカウボーイ文化の名残りとも言えるのです。放牧をしながら移動していた彼らは、行く先々で肉を焼き、ワインに酔ったのであります。」

ア「やっぱりアルゼンチンは肉とワインなんですねぇ。」


ガウチョの精神を食し、「美味しい~~!」いただきました。「素材の味がそのままでものすごく嬉しい。それになにがいいってしょっぱくないの」と、ベテラングルメレポーター的な発言も自然に飛び出すアッコちゃん。今回もアッコちゃんの嗅覚は絶好調でありました。

最後のデザート「アルゼンチン風プリンのドゥルセ・デ・レーチェ添え」も完食し、


ア「これだけいっぱい食べたらさすがにシエスタしたい感じね。」

ポ「矢野さん。シエスタの前に例のこれもお願いします。」


再び登場「1/192封筒」。


こちらも再び登場のエドガーさんがくじを引きます。

ア&ポ「インドネシア~~!」(大きな声にちょっとざわつく店内。失礼いたしました。)

ポ「南米から東南アジアへ!」

ア「インドネシアってどんなもの食べるのかしら?」

ポ「う~~んイメージ浮かばないです。そもそもインドネシアレストランが見つかるでしょうか?」

ア「フフフ。また領事館に聞けばいいのよ!」

ポ「おぉ~すでに味をしめてきましたねぇ~~(笑)。ということで、次回は「月刊アッコちゃんニューヨーク×くじ引きの旅~1/192のインドネシア編」でお願いいたします。」

ア「インドネシア!矢野顕子が頂戴に参上仕ります。」


つづく


取材協力

在NYアルゼンチン領事館
12 West 56th Street
New York, NY 10019
(212) 603-0400‎
http://www.congenargentinany.com/

Boca Junior Restaurant
Elmhurst
81-08 Queens Blvd
Elmhurst, NY 11373
(718) 429-2077
http://www.bocajuniorsrestaurant.com/
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