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  • 第 12 回

雪のニューヨーク ~アッコちゃん一日 雪かき会社研修~

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冬のニューヨークといえば、やっぱり雪化粧。
年末の「さとがえるツアー」を終えて、JFK空港からマンハッタンへと向かうタクシーの車内。ブルックリン橋を渡るアッコちゃんの左手には、2月のハドソンリバーで凍える自由の女神のお姿がございます。自由だのなんだの言ったて、寒けりゃみんな凍ってしまうのであります。シビアな都会、ニューヨーク。

「マンハッタンがこの調子だと、パンプキンのあたりは大雪ね。」とアッコちゃん。「雪かき用の除雪車でガァーって雪をかいてでもしないと、危なくて運転して行けないわね。」
「じゃぁ、除雪車乗りに行ってみますか?」と同行中のポンコツライターが声をかけてきました。「できる?」と半信半疑のアッコちゃん。
ポ「できますよ。」(ちょっと自慢げ)
ア「どうして?」(まだ疑い中)
ポ「知り合いに雪かき会社を経営している奴がいるんですよ。僕に任せておいてください!」(えっへん!的な)
ア「なんかちょっと偉そうね。でもせっかくだから乗りに行きましょう!」
ポ「あっただぁ…」
ア「ただ…なによ?」
ポ「雪が降ってない時じゃないと駄目なんです…」
ア「どうして?」
ポ「ほら、考えてもみてください。雪が降っている時は除雪車みんな出払ってるじゃないですか。」
ア「馬鹿ねぇ、それじゃ意味ないじゃない!!」
ポ「でもほら、写真ではちゃんと雪をかいているように合成しますから…。任せておいてください!」
ア「ブツ…ブツ…ブツ…。」

ということで、信頼関係に大雪の降りだしそうな雲行きのアッコちゃんとポンコツライターは、2月のとある日に除雪車に乗るためクイーンズのとある工業地帯までやってまいりました。
まずは雪かき会社の社長さんにご挨拶であります。お髭のフランクさん。ちなみにイタリア系であります。



赤い長靴がまぶしいアッコちゃん、貫禄はすでにベテラントラック野郎級。相手がどんな御商売の方であっても、ちゃんと会話になってしまうところはさすであります。最近の雪かき屋事情について熱い談義が続きます。完全にその道の方であります。



「矢野さんそろそろ…」と時間の気になりだしたポンコツライターが声をかけて、いざメインイベント会場へ。
まずは本日運転する除雪車とのご対面から。

トラックの森へ迷いこんでしまったアッコちゃん。アッコちゃんが小さいんじゃありませんトラックがでかいんです。


除雪車と戯れるアッコちゃん。


除雪車の後ろに取り付けられているなんとも不思議な機械。その名も「自動塩撒き機」であります。塩をまいて雪が凍らないようするのだそうです。


コンテナいっぱいの塩の山。


匂いフェチのアッコちゃん。本当に塩なのか半信半疑で嗅いでみます。

さっそく除雪車に乗り込むアッコちゃん。顔がひょっこり運転席から覗いていおります。
リモコンを操作しながら巨大シャベルを動かします。「鉄人28号みたい!」
ハンドルをきり、ギアを入れ替え、シャベルを操り、自動塩撒き機で塩を散布します。これぜんぶ一人でやるんです。「よくぶつけないわねぇ」とアッコちゃん。

操作が大変です…。

ちょっと調子がでてきたアッコちゃん。前方を確認して、

大胆にハンドルをきっていきます。バックだってお手の物です。

ポ「矢野さん余裕ですねぇ~。」
ア「意外とこの仕事向いてるのかも!」
ポ「さっき社長さんにうかがったら女性のドライバーもおられるそうですよ。」
ア「CD売れなくなったら雪かきしましょう。」
ポ「アッコちゃんが季節労働者ですねぇ~。あっちのデカイのもいっちゃいましょう1」





ア「なんか中すごく汚れてるんですけど!若干臭いし!!」
ポ「これもさっき社長さんから聞いたんですけど、大雪の時なんかはドライバーはそのマシーンの中に三日とか四日とか缶詰らしいです。きっと労働の匂いです。」
ア「えぇ~~~」

いまいち大きさの伝わらなかった方のために。

お待たせしました、「アッコちゃんニューヨークの街の雪をかく」の一枚をどうぞ。



取材協力
EXECTUTIVE SNOWCONTROL
http://www.executivesnowremoval.com/
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