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矢野顕子の日々

6/5/09

この1ヶ月間で印象に残ったこと。

5月中旬の、NY市内いろんなライブハウスで行われたMARC RIBOT祭り。
1週間、毎日違う人たちとの共演とかソロとか。リハーサルだけでも相当な量と思われましたが。いつも通り、ひょんとステージに現れ、おうあっと弾き、んじゃって去ってゆく。どれも素晴らしかったが、わたし的にはAlbert Aylerを受け継ぐSpiritual Unityがすんばらしかった!!
Free Form Jazz は下手じゃできないってことがよおくわかった。精進します、わたしも。
こんな素晴らしいギタリストってゆーか音楽家と一緒に演奏できて、矢野はしあわせです。

そしてそのすぐ後。ご近所のVillage Vanguardで、半年間待ったAllen Toussaintのショウ。昨年末のさとがえるの時、ドラムのJayとRibotから5月にやるよってきいてたので楽しみにしてました。あのね、生きててよかった。人間でよかった。って感じでした。ほとんどsold outだったのを、新しく日本以外でのマネイジメントをやってくれてるReikoが根性でゲットしてくれました。さんきゅうです。John Henryがマイクにぎるわ、Elvis Costelloは歌いあげるわ、大盤振る舞いなまま、Jayはスペインへ飛び立っていきましたがや。

楽なことばかりじゃあないのが人生。やってきました、ひろみちゃんとのリハーサル。家でやるのには限界があるんですが、それでもまあまあ。。とりあえずやる曲は決まったです。あと1ヶ月で、わたしがどれだけがんばれるかっすね。要するに(笑)。オランダのみなさーん、待っててねー。

目の治療、歯医者通い。合間縫って映画も観る。"UP"観たーいっ!

細美武士さんの新しいproject"The Hiatus" 良かったです。このあいだ、デモをきかしてもらったのより良かった。今度はいっしょに川沿い、走りませうね。

島健&島田歌穂ご夫妻をハドソン川の夕焼けにお連れする。この人たちは、9日間で13本のbroadwayを観た!!!!そんなことってできるのー?って思わず聞いてしまいましたよ。あーびっくり。

先週末は、丁度、ぷうちゃんが死んで一年目。いま、彼女の好きだったバラがテーブルの上。
あさってのfarmers market で、シャクヤクをしこたま買い込むつもり。あの時、真摯に支えてくれたJにも、そしてDr. Saneにもプレゼントしようっと!

とりあえず、明日はパンプキンで練習です。豪雨だが。。。。
顕子


夏ー正式に。

っていうのが、このMemorial dayっていう日。(五月の最終月曜日)。戦争で死んだ兵士たちを記念する日だそうで、ニューヨーク中に海軍のセイラーの姿があふれます。一般人としてはほぼそういうことは関係なく、なんたってこの日からプールも山も遊園地も開くし、自宅バーベキュー解禁日っていうのもすごく多い。季節感まるで関係無しの普段のアメリカ人生活からすると、この日はけっこう、それ丸出しですね。

バーベキュー、誰かよんでくれないかな?
郊外生活者だったころは、それはそれはもうイヤってくらいしたもんだが。。。
子供たちの数がどおっとふくれあがり、レンガづくりの炭火専用の台と、ガスでがあって焼くのと2台フル回転でやったもんです。しきるのはもっぱら息子の役目。
そして宴のあと、真っ暗闇の中にそろそろと残り物を漁りにくるラクーンとスカンクたち。網がまだ熱いのに驚いて、一発こかれると大、大変!!
家中の窓と言う窓を、さながら突然の機雷攻撃にあわてふためく潜水艦艦内のごとく、"閉めてええええ!!”と叫びながら走り回るわけです。

きょうは思い出だけ。
ちょっと暑かったもんで、他に書くことが思いつきません。ごめんよ。

では、よーそろ。(って何?)
顕子
ps.先回の日記のタイトル、ゆいいつむひ は ゆいいつむに の間違いでしょってメールもいただきましたが、辞書には両方のってました。
でもきっと、むに が先にあったっぽいよね。 むひ もスースーしそうでいいけど。きよしちゃんなら、うるせえなあ、どおだっていいじゃねえか、って言ってくれるもん。


ゆいいつむひ

の人だからね。ただユニークな歌とか、そんな形として現れたもんじゃないのよ。その全存在が忌野清志郎なの。
3月にいっしょに曲書くはずだったけど、風邪引いてて無理って連絡もらってから、あーお電話するべきだったわあって。虫の知らせってゆーか、きのう、パンプキンからの帰り、”夢助”を爆音できいてました。わたしの車のCDカートリッジ(うわっ古って言われてもいいもん)には6枚入るんですが、その他は日本の若い人やらあまり若くない人たちのCDが入ってました。hummmと半ばがまんしながら聞いてましたが、5枚目の彼の声が聞こえた途端、わたしの耳と心が一掃されたんです。なんかね、山の中の薄暗いうねうね道を登ってて、いきなり視界が開けてばあーっと街も海も見渡せた時みたいな。
Oh man, you're such a real thing, Kiyoshi-chan!
きょうはあなたに手紙を書こう。
顕子